今回の目次
  • 前の日台風の影響で雨で道路冠水
  • 淀川CRも所々水溜りと冠水
  • 宇治川は走りやすい(1箇所除いて)
  • 滋賀の手前で鹿
  • 瀬戸の唐橋越えた頃から膝痛み出す。
  • 膝の痛みでスピードでないが無事に1周する。
  • 思ったよりも時間かかった為、電車で帰る
  • 輪行する際バラしたら本当にばらけて、ネジ無くて壊れる

こんにちは。

いつも当院のブログをご覧くださりありがとうございます。

今回は昨年のリベンジ。

琵琶湖1周。

通称ビワイチに行きました。

昨年もビワイチ行ったのですが、クロスバイスで行った事や体に対して無計画で行った事があざとなり1周する事ができませんでした。

お時間ある際は昨年のブログをご覧ください。

【220キロ】ビワイチならずとも初、琵琶湖の南湖サイクリングとラ・コリーナ近江八幡のクラブハリエ

そして、今年2024年はリベンジ。

昨年の経験からより計画性、体力、自転車と共に強化され自己最長記録の距離を目指したいと思います。

良ければ最後までご覧ください。

前の日台風の影響で雨で道路冠水

11月3日は雨予報

昨年からこの日に向けてのリベンジをしたいと思っていました。

2024年の夏がとにかく暑くて、残暑がいつまで経っても厳しい。

しかも10月の最終週は季節外れの台風。

この影響もあって11月3日も事前の天気は雨予報。

それが金曜日に一転11月2日は雨だけど3日は晴れに変わっていました。

これなら行ける。

リベンジできると思いました。

前日の2日は大雨。

東海道新幹線、山陽新幹線も遅延するほどの大雨でした。

雨で道路状況は最悪ではないか思い、琵琶湖までどうやって行くかを考えました。

目標は阿倍野スタートでビワイチして、阿倍野に帰ってくる。

夕方には雨も上がり深夜出発して行けると思いました。

しかしこの計画が予想もしないほど雨の影響を受けてしまいました。

今回は昨年の経験を活かして、午前0時発。

大阪から滋賀までの往復距離約120キロ、琵琶湖1周の距離約200キロなどを計算し、どれだけ時間がかかっても24時間あれば行けるだろうと思ったのと、少しでも早く帰れるなら帰ろうと思っての計算をしました。

前日の夜は晩ごはんも早く済ませて、就寝準備。

横になるも身体も頭も興奮して思うように寝付けない。

結局寝たのは2時間も寝ていない感じ。

それでも23時30分ごろには起きて出発準備。

外の気温は最低気温16.4度。

外に出ても寒くもない。

今年は本当に残暑の厳しい夏が続いた為11月になってもまだ暖かい。

中は半袖、上に長袖ジャージで夜中でも十分な暖かさ。

一応昨年の経験からダウンジャケット準備していましたが、結論は使う事なかったです。

全ての準備を終えて0時出発。

雨雲レーダーみても雨は無し。

まずは琵琶湖を目指して走ります。

ここでも昨年の経験を活かして琵琶湖までの道をより最短に行ける方法を準備。

まずはいつものように大阪の毛馬閘門(けまこうもん)を目指します。

まだ0時台なので色んな場所で人もいる。

大阪城の大川までは問題なくやってきた。

そして、大川を走っていてしばらくしたら道路が冠水?水溜りがすごいことになっている。

昨日の雨の影響がこんな所にも出ているなんて!!

仕方がないので迂回して進み、冠水していたのは1か所のみで毛馬まで行く事ができました。

このことからも大雨の後は何かと起きやすいのでより注意が必要です。

無事に毛馬閘門に到着。次は淀川の河川敷を走ります。

大川の件があったので淀川も怪しいと思いつつ、この道が一番走りやすいと思い選びました。

予想以上の冠水で走りにくい淀川CR

毛馬閘門から京都まで約30キロこの淀川サイクリングロード(以下淀川CR)を使えば道に迷うことなく行く事ができます。

自分の持っている最大に明るくできるライトを装備して、少しでも明るくスピードは無理して出さずに、怪我もしないようにまたケモノにはなるべく合わないのがベスト。

まだ0時台。

でも淀川CRには人はいません。

昨年も同じですが、川の道をただひたすら一人で走るのは怖いものですが道がいいのでこの道を進みます。

走っていると時折水溜り。

自転車に跳ね返る水が冷たい。

そして、冠水した場所。

これは、ひどい。

靴もびちゃびちゃになるほど。

これは、予想もしていないかったが仕方がない。

おもわずペダルから足を離して足を広げて少しでも濡れないように進みます。

枚方近くになると出てきたのが猫かイタチなのか小動物。

これが怖かった。

人も怖いけど急に出てくる動物も怖い。

ライトの灯りで通り去るだけで良かったけど夜の淀川CRは2回目だが怖い。

毎年わかっているけど夜はあまり走りたくないなって思います。

もっと良い道あるかをまた探します。

なんとか無事に京都入り。

滋賀でシカ

石清水八幡あたりに着いて次は宇治川沿いを走ります。

ここもサイクリングロードになっているため道なりに進みます。

途中、一度だけややこしい道があり通り抜けできずに土手のジャリ道を進まないといけないですが問題なく通りました。(※上の写真ご参考)

夜なんで今どこ走っているのかもわからず、たたナビに従い、北に進んでいるのか東に進んでいるのかもよくわからず滋賀県に向けて進みます。

そして、滋賀県へ抜ける国道1号線に来て坂道を登っている時に動く物体。

キラッと光った目。

シカです。

しかも2頭。

見た目も大きく、こっちのライトもあり逃げてくれたので良かったですが、こっちに突っ込んで来られると危なかったです。

なんともなく無事に滋賀入り。

冠水や夜ということもあり滋賀の大津駅に到着したのが午前3時半。

予定よりも少し時間はかかりましたがまずは無事に滋賀県に到着できました。

琵琶湖1周ビワイチスタート

ここから少し休憩してから琵琶湖1周(通称ビワイチ)です。

今回は大津港からスタートしてから1周。

道路にもブルーラインが引かれているのでほぼ間違うことなく走れるのがビワイチ。

初めての方でも走ることもできます。

まずは、瀬田の唐橋に向かいます。

昨年の経験もあってか体もメンタルも大丈夫。

このまま真夜中からはじまるビワイチのスタートです。

琵琶湖大橋を挟んで南側を南湖。

北側を北湖と言うらしいです。

そして、南湖側は交通量いが道は整備されているので迷うことなく走れます。

戦国時代にできた瀬田の唐橋

瀬田の唐橋に到着。

道100選に選ばれていたり、橋の3景に選ばれていたりと明るい時間帯にいくとまた違った景色が見られると思います。

今回はまだ午前4時。

暗いですが、ライトアップされた橋を走るのも悪くないです。

このまま次は琵琶湖大橋を目指して走ります。

しばらく走っていると予想もしない事が起こる。

ちょうど80キロを超えたあたり。

左の膝に違和感が。

ペダルを漕ぐと痛い。

激痛でもないし、ペダルが漕ぐ事ができないほど痛いわけではないが、痛い。

あまり自転車で膝を痛める事がない為、走りながら考える。

太ももの筋肉が硬くなっているのが原因か?

緩めてみても変わらず。

本来なら体のバランス上ゆるめてあげるとマシにならないとおかしいはずだが、瞬間的な変化で治ることはない。

足首の動きか?膝に対するペダルの漕ぎ方か?

色々な原因を考えるがわからない。

そして、まだ夜中で周りも暗い中とにかくゆっくりでもペダルを漕ぎながら北上していく。

しかし、頭の中で考えることは膝の痛みと残り180キロ残したビワイチのこと。

とりあえず、琵琶湖大橋まで走ってコンビニ休憩し体を休ませるのと今後の計画をあらためて考えること。

まだ時刻は6時前。

ロードバイクの方も一人もいない。

サイクルラックのあるコンビニでエネルギー補給とおにぎりと足のために休憩。

太もも緩めて、ふくらはぎゆるめて、ストレッチかけて、状態の確認。

いけそうな感じ。

歩ける。この状態なら走れそうと思えるほどになりお腹も満たし、休息も取れたので次はサイクリストの聖地に行きます。

ここにはBIWAKOモニュメントもあり観光場所の一つにもなっています。

琵琶湖大橋からも近いので琵琶湖に行った記念に行く方も多いと思います。

再び走り始めて感触もよし。

このまま行けると思ったけど、少しするとやはり膝の痛みがやっぱり出てくる。

何かが起きているみたい。

痛すぎて漕ぐ事ができないわけでもないので、ゆっくりとペダルを漕いで進み到着。

ここがサイクイストの聖地碑が置いてある所。

朝もすっかり明るくなって写真映えする所。

昨日の雨の影響で風が途轍もなく吹いている。

こんな状況で今日は1周走れるのかって思うほどの大風。

そんなことを思ってもやると決めているのでこの場所を後にして進んでいきます。

朝日と共に見る景色や走っている広大な景色。

ビワイチしても気持ちいいのがよくわかります。

風はあっても天気は良好。

空も綺麗に晴れているので、気分的にはとても良いものでした。

そして、気になる膝。

いつものペースでは走れないのでゆっくりでもペダルを回しながら進む。

途中のコンビニでも休憩。

膝のケアしながら少しでも良い状態に持っていくようにする。

次は彦根を目指す。

彦根まで約40キロ

ルートではないが彦根城の横を通ったり、スタジアムを通ったりして、彦根港にも立ち寄って休憩がてら琵琶湖を眺める。

風が吹いているが天気がいい。

このまま14キロ先の次は長浜城へ行くとここは琵琶湖近くにあるのですぐに眺める事ができます。

このまま少し休憩してから北に向かって進みます。

ここからはひたすら北上。

この日はビワイチの日ともありエイドステーションも用意してくれていました。

しかも、アンケートに答えると補給食とドリンクまでも頂けました。

さすが琵琶湖に力を入れているだけある。

こちらとしてもアンケート答えるだけでいただけるのはありがたいことです。

次に向かう先はつるやパン。

あの有名なサラダパンがあります。

ビワイチルートからは外れますが、それでも立ち寄りたかった場所でしたので向かいました。

滋賀で有名なサラダパン

そこまで走っている道が綺麗で、琵琶湖からも外れてしまうが景色がとても良い。

気持ちよく走らさせてくれます。

つるやパンさんはビワイチルートから逆に走りながら坂を登った先にあるパン屋さん。

この日は昼頃にお邪魔しましたがバイクの方や車の方、近所の方など店の中もすごい人でした。

あの有名なサラダパンも沢山ありました。

たぶん、滋賀県なら色んな所に卸していると思います。

ここにくるまでの道の駅「近江母の郷」にも置いてありましたが、せっかく滋賀まで来たので直接お店まで今回来ました。

お店の外のベンチで食べさせてもらいました。

しゃきしゃきとした歯応えのあり細かく切ったたくあんが入っています。

お腹も減っているので食べるとそりゃ美味しい。

もう一つ食べれるほどしゃきしゃきとした食感が良かったです。

お店を後にして再びビワイチへ。

ここからが山を少し昇るルート。

登れないわけでもないが楽に登れるほどの道でもない。

その先にトンネルを抜けていくと見える景色。

そして、登った後の下り坂。

このルートが気持ちいい。

海ではなく湖だけど海を見ているような綺麗さと緑が綺麗で走っていても風が気持ちよくてこのまま下り坂が終わるとまた平坦な道を進んでいきます。

ビワイチルートを進んでいき現れるコンビニ。

沢山のサイクリストさんが休憩をしている。

コンビニで水分補給を行いしばし休憩後出発。

そして、この先が再び坂を登っていく。

膝の痛みがキツくなり漕ぐと痛い。

歩くのはまだ大丈夫。

でも漕げる足の状態ではないため歩いて昇る。

押して昇るのもしんどいもの。

登り終えるとトンネルと坂道。

そして、奥琵琶湖の素晴らしい景色が待っている。

押してでも無事に登り終えて坂道は自転車に任せてほとんどペダルは漕がない。

その反面足の痛みでゆっくり漕ぐことで景色を楽しめるのはいい。

奥琵琶湖の景色は今日走る中で一番綺麗に思えるほど良かったです。

この先進めばマキノ。

あのメタセコイア並木がある所。

行ってみたかったですが、膝の痛みを考えるとこれ以上無理できないため今回は残念ですがパス。

奥琵琶湖の辺りの景色を見ながら走るのは贅沢でここまで来て良かったと思えるほど満足する事ができました。

ビワイチルートを走りながら次に向かう先はマキノサニービーチ 湖のテラス

ここからみる琵琶湖や映えスポットがあるらしい。

足の痛みも気にしながら無事に到着。

建物の外観といい、景観がとてもよかったです。

この形が映えスポットとしてもよくみる所です。

時間も14時前。

思っている以上に時間を使っている。

この時から大阪まで自走で帰りたかったですが、足の痛みもあるので無理せずに大津駅から輪行して帰ろうと。

万が一のためにも輪行袋用意をしていたのが本当によかった。

ここから大津駅は約60キロはある。

日が暮れる前には戻りたいと思いながらペダルを漕いでいきます。

白髭神社までやってきた。

ここまでくると車の交通量も増えて走るのにもお互い気を遣う。

神社に立ち寄りたかったけど横断歩道もわからず、時間も気にしていたのでこのまま進むことに。

しばらく走るとなんやら渋滞。

自転車も車もバイクも含めて通行止め。

理由は、トラックのタイヤが外れた??

警察もいて片側1車線のため警察が信号機がわりで進むことになりました。

まだ事故(故障)してそんなに経っていなかったとおもわれるが、15分ぐらいはその場に居座ることに。

膝のためにはよかった分、日が暮れることを思うと気持ち焦ります。

膝の痛みでスピードでないが無事に1周完走

そして、ほぼひたすら走ることに専念したため日が暮れるまでに戻りたいと思い走り、無事に大津港まで戻ってくる事ができました。

時刻は17時50分。

無事に1周することもできて満足です。

足が痛くなければ、このまま大阪へいきたかったですが、無理せずに大津駅から帰ります。

写真を撮り忘れてしまったのですが、電車へ乗せるために駅で自転車のフレームから前後のタイヤを外して、コンパクトにします。

この時に起こったのが、外れてはいけないはずの部品が一つ落ちてしまいました。

ネジで止まっていたものなので、緩むこともあるだろうけどそんな簡単に緩むのかって外れたことに驚きが。

ここで、ネジ一本だが修復する事ができずに強制的に電車で帰るしかなくなりました。

帰ってから自転車組み立て、修理箇所をみて翌日判断することにしました。

疲れた体にタンパク質摂ってお風呂で休めて、横になっていたらいつの間にかいびきをかいて寝ていたと翌日家族が伝えてくれました。

動ける体に感謝して、今後ももっと沢山走ったことのない所へと走りに行き、健康のために、自分の足で走り見たことのない景色を見にいく。

今回は大阪から琵琶湖1周のサイクリングをお伝えしました。

まとめ

今回大阪からスタートして、琵琶湖1周。

琵琶湖から大阪へ自走で帰る事ができなかったのは残念だけど1日最高距離達成。

距離にして約260キロ。

午前0時スタートから大津の駅で終えたのが18時頃使った時間も18時間。

自宅へ戻ったのが20時すぎ。

今回のビワイチは前日の雨から始まり、動物が出てきたり、怪我したり、最後に輪行する結果となったが、無事に帰ってくる事ができたのでヨシ。

本当によかったです。

翌日は朝から洗車して、外れたネジを探しに日本橋のネジ屋さんへ。

ここで揃わないネジはない。ってぐらいネジのサイズを見てほぼ同じネジを用意してくれました。

ぐちゃぐちゃに絡まったチェーンを外して、チェーンは洗浄。

外れた部品をネジで止めて、洗浄後ピカピカになったチェーンを取り付けて無事に走れる状態にまで回復。

改めていい経験をさせてもらいました。

起こしたくない事柄もありますが、経験する事でわかることも沢山あり経験する事がさらに上に行く事ができるのだと思っております。

来年はまた、ビワイチに行くかもしれません。

これからもまだは走ったことのない場所やまだ見たことのない景色を見に走りたいと思います。

長文とはなりますが、いつも最後までご覧くださりありがとうございます。