国鉄福知山線廃線跡までサイクリングとハイキング
今日は朝から天気も良くて、気分的にまだ桜を見れるならみたいと思ったり、先日行った旧国鉄福知山線廃線跡に行った際の思い出も強くて、またいつかは行ってみたいと思っていました。
今回、家族もそれぞれ用事があり時間もできるとわかったので決行。
このブログからはサイクリング好きな方や廃線跡に興味がある方、宝塚SAは一般道からも入れるという事実。
そんな事をお伝えしながらカラダが動く事の大切さも同時に伝わってくれたり行ってみようと思ってくださるきっかけになればと思います。
もし、前回の国鉄福知山線廃線跡もよければご覧ください。
まず、目指すは旧国鉄福知山線廃線跡入り口。
大阪からも電車で行く方法もあります。
今回はサイクリングだったので、目指すはGoogleマップのピンの位置。
国鉄福知山線跡へ。
朝6時に出発。
前回はまだ6時ごろは暗かったのに4月上旬には明るくなっている。
そして、体調は良好。
向かうは国鉄福知山線跡。
大阪を抜けていくまでは一気に行きます。
そして、ひたすら走って7時15分頃。
武庫川のサイクリングへ。
気持ちよく走りながらさらに向かっていく。
宝塚へ到着し前も通った宝塚大劇場からJR生瀬駅を目指す。
さらに進んでいくと前回の有馬温泉へ行く道との分岐点へ。
今回は国鉄福知山線跡に行きたいのでそのまま直進していきます。
そして、無事に国鉄福知山線廃線跡に到着。
時刻は8時。
大阪阿倍野を出発して2時間で到着。
いい運動になります。
ちなみに、ここまでカラダを動かして約1000カロリーほどのようです。
さて、ここでの注意事項について書かせて頂きます。
1.アクセス等について
・廃線敷には 駐車場がありません。公共交通機関をご利用下さい。
・JR生瀬駅前には広いスペースがありません。集合される場合はJR西宮名塩駅かJR武田尾駅をご利用下さい。
・JR武田尾駅は無人駅かつ券売機・自動改札機が少ないため、ICOCA等の利用を推奨します。
・駅改札前では立ち止まらず、車道にはみ出さないようお願いします。
・駅から廃線敷までの道順を事前に確認し、参加者に周知して下さい。
・廃線敷までの道中、住宅地付近を通行する際はお静かにお願いします。
2.廃線敷内について
・通行者の自己責任が原則となります。
・ハイキングコースを外れた箇所の設備(点検用の橋等)は整備がされていない為、立入禁止の柵や看板を設置しております。大変危険ですので無理な侵入はおやめください。
・廃線敷内にはトイレがありません。各駅と名塩側・武田尾側入口部のトイレをご利用下さい。
・廃線敷にはゴミ箱がありません。ゴミは各自でお持ち帰り下さい。
・トンネル内には照明がありません。懐中電灯などをご用意下さい。
・安全のため、お子様から目を離さないようお願いします。
・他の通行者の迷惑にならないよう、道を譲り合って通行して下さい。
・他の通行者の迷惑になりますので、ペットの同伴はご遠慮下さい。
・他の通行者の迷惑になりますので、自転車、ランニングはご遠慮下さい。
・安全のため火気厳禁です。
せっかく廃線跡として素晴らしいハイキングコースとなっております。
ルールを守ってハイキングをお楽しみください。
では、ハイキングコースへ。
時間は1時間15分と書かれておりますが、実際に景色を楽しんだりトンネルを通ったり、写真撮ったりすると2時間はかかります。
まずは、北山第1トンネルを目指します。
北山第1トンネル(319m)
進んでいく景色がとても良くて、ハイキング日和ともなりました。
2、3日前に雨が降り水の量が増えて川の流れる音がすごかったです。
ここまで歩いても人とはまだ出会いませんでした。
北山第1トンネルを抜けてからが始まり
ここまでは、前回も来たのでより楽しみはこれから。
枕木を歩きながらのハイキング。
この時は桜も散ってしまいましたが、天気が良くて気持ちいい。
途中、途中にうまく休憩する所もあって写真も撮りやすい。
川の音を聞きながら見えてくる北山第2トンネル。
北山第2トンネル(413m)
更に闇が深くなるほどの静けさと暗さ。
ライトで照らしても怖いぐらいって程ライト必要です。
ちなみにスマホのライトでは役に立ちませんでした。
しかも真っ暗で不気味さが増し増しです。
まだ、誰ともすれ違うこともなく、413mを暗闇の中一人で歩くのは結構な怖さもあります。
北山第2トンネルを抜けてから右手に見える転落注意の看板。
おそろしや。
落ちた人いるのか??
気にせずにはまっすぐ伸びた道を歩く。
そして見えてくる川が綺麗で圧巻!
とても美しいロケーションです。
椿も咲いており川の音がこの日はスゴイ。
そして、ひたすらまっすぐと進む道。
左手にレンガ作りがみえると当時の歴史を感じさせてくれます。
歩いて行くと見えてきた溝滝尾トンネル。
溝滝尾トンネル(149m)
相変わらず暗い。
でも今回は思ったよりも短く、直ぐに出口の明かりが見えるほど。
その向こうに見えてくるのが錆びた鉄橋。
すごく圧巻するほど迫力があります。
ここを歩くのがまた価値があります。
橋の下には武庫川が流れており、川の音も空気も景色もとても楽しませてくれます。
ちなみに歩き始めて1時間(午前9時)になる頃ですが、まだ誰ともすれ違っておらず独占状態でトンネルの恐怖はありながらも楽しませてもらっております。
長尾山第1トンネル(149m)
進むと第四トンネル。
長尾山第1トンネルのそばに来ると本当に静か。
時刻もまだ9時。
そして、水たまりに入ってしまい、靴と靴下が濡れる。
替えの靴下が欲しい。
で、トンネルを抜けると今までとは違い景色が逆になる。
ゆるいカーブを曲がりながら進む。
ここは桜をみるスポットとしても紹介されてます。
いろんな桜の木や樹木の紹介をしてくれております。
進んでいくと川まで降りられる様にもなっておりました。
景色がいい。
ここまで来ると人とやっとすれ違う。
聞くとトンネル内にヘビが出るらしい。
そして、
長尾山第2トンネルへ。
長尾山第2トンネル(147m)
先も見えるほど短いトンネル。
歩けどヘビはいなかった。
進んでいくと桜の花が散っている。
この前の雨でほとんどなくなった様に思えました。
そして所々に休憩所があり、あと1週早かったら桜とトンネルのコントラストがまた良かったのでは無いかと思う。
長尾山第3トンネル(91m)最後のトンネル
長尾山第3トンネルが見えて進んでいく。
ここが最後のトンネルとなります。
短いトンネルでトンネルを抜けると笹部桜が左手に咲いている。
その先にはもう少しでハイキングコースも終わりが近づいているのがわかる。
進むととても綺麗な桜に出会えた。
八重紅枝垂れ(ヤエベニシダレ)
これは綺麗。
見応えがありました。
最後にまだ綺麗に咲いている桜を見れてよかった。
このまま進んでゴールです。
出口にはトイレがあるのでここで済ませるのがいいと思います。
公衆トイレに関しては、駅に進む途中にもあり、駅にもあります。
駅の路線図と料金表をみて大阪のJR天王寺駅からJR武田尾駅まで片道770円。
ハイキングコース行くならここは本当におすすめの場所です。
無料で入れる足湯がある??
武田尾駅からハイキングコースとは逆へ6分歩いた所に無料で入れる足湯があります。
道なりに進むと再びトンネル。
また、トンネルかって思いましたがここを通って進んでいきます。
正直ぬるいですが、ふくらはぎまで浸かることができるので歩いた足には良いかも。
そして、足湯にも誰もいないので独占状態です。
よければおっさんの生足をみてください。
歩きすぎて右の足が外に広がってきてます。
だいぶと歩いてカラダは動けるがゆがみがでております。
長尾山第1トンネルで濡れた靴下と靴がが気持ち悪い。
言っても仕方がないので、我慢して次の目的地へ。
宝塚SA
なんと調べたら宝塚SAまで歩いていけるじゃないか。
こんな機会はもう2度と無いと思うので思い切って行ってみようとなり行く事にしました。
時刻は10時15分。
武田尾駅を越えて、ハイキングコースまで戻る。
そして、左の山道を歩いて行く。
車は通るが人はいない。
当たり前だが、長い坂道を登っていきます。
時間は、30分かかった。
せっかく宝塚SAへ来たから限定品でもと思ったが、まだこれからの帰り道を考えるとケーキは厳しい。
限定品を買いたかったが、残念し美味しそうだったので神戸苺トリュフをチョイス。
さて、再び戻る。
ひたすら坂道。膝悪いと相当こたえるほどの坂道。
でも景色は綺麗。
こんな事する人ってほとんどおらんのと違うかと思うのど車は通りすがるが人はいない。
とりあえず、武田尾へのハイキングコースへ戻る。
ふと歩数計みたらこの時点で14000歩。
ここからまだハイキングコースと自転車で阿倍野まで戻る。
まあ、なんとかなるでしょって感じです。
再び、ハイキングコースへ戻ってきた。
人が増え始めたハイキングコース
帰りは人も増えてきたので行きよりも足を動かして帰る。
行きとはまた違った景色が見えるのか良い。
長尾山第3トンネル
出口も見えているのでライトは無くても大丈夫。
トンネル抜けた際に散った桜と枕木と緑がなんかいい。
どんどん進み、長尾山第2トンネルへ。
長尾山第2トンネル
枕木が当時を物語る。
時刻も12時前で桜の所でご飯わ食べている人が多かった。
行きでは通らなかった廃線道を進む。
次の長尾山第1トンネルへ。
長尾山第1トンネル
朝とは違って人が増えた分、明かりも多くなる。
スマホは再び圏外へ。
変わらず暗いトンネルを進んでいく。
陸橋の所まで戻ってきた。
人が明らかに増えて声も聞こえて安心感が増す。
溝滝尾トンネル
溝滝尾トンネルを再び進んで、新緑とご対面。
ここはひたすら真っ直ぐな道。ひだりての川の音が凄く響き渡る。
廃線跡を進みながらたまに見える岩の大きさ。
そして見えてきた北山第2トンネル。
北山第2トンネル
これは、暗い。
でも明らかに違うのが、人の声と明かりの数。
暗闇を進む。
ここのトンネルが1番長い。
それでも出口がみえるとなんだかホッともする。
トンネルを抜けて、たくさんの子ども達もきている。
ハイキングコースとしては、本当に気持ちがいい。
平坦な道を景色を見ながら普段とは違う廃線跡という世界観が楽しませてくれて歩くのも苦にならない。
さて、最後の北山第1トンネル。
北山第1トンネル
変わらず暗いトンネルを進む。
歩くと暑くて、トンネル内の涼しさが体温わ下げるのにちょうど良い。
出口も見え始めハイキングコースも終わりが近づく。
最後のトンネルを抜けた所で昼ごはん。
昨日頂いたシュウマイとゆかりおにぎり。
改めてシュウマイはマジで美味しい。
半時間ぶりの食事だからとよく歩いたからもあり、シュウマイの甘さが半端ないほど美味しい。
ゆかり入りおにぎりの梅の味と塩の相性が良くて、本当に美味しい。
やっぱり運動いいわ。
もう少し美味しそうに撮ろうと思って食べ続けていたら一瞬でなくなった。
後は自転車取りに行って大阪を目指す。
再び大阪まで約35キロサイクリングスタート
道も覚えて来た道をひたらすら戻ります。
歩いているときにはすでに筋肉痛が出始めておりましたが、自転車に乗ると使う筋肉が変わるのが良くわかる。
全く自転車を漕ぐのには苦にならない。
ただ、体力は落ちて疲れが出ているのが良くわかる。
朝と同じような速さでは走れなくなっているのもわかるから安全運転で帰ります。
無事に阿倍野まで
ひたすら走り続けて無事に阿倍野まで帰って来ました。
朝6時出発。
あべのハルカスに戻って来たのが15時。
約9時間のサイクリング、ハイキング旅。
今回の総距離は約90キロ、歩数は約24000歩。
よく動けるもカラダだと改めて自分のカラダに感謝です。
帰ってからはすぐに疲れたカラダを癒すお風呂。
しっかりと温めて筋肉を休ませる。
明日はもっと筋肉痛出ているかもしれないが、また次はどこへ行ってみようかと考え中です。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
最後に
- 国鉄福知山線廃線跡は平坦な道となっており、小学生ぐらいから大人までどの年代の方も楽しめるハイキングコースとなっております。
- 素晴らしい景観を楽しませてもらえる以上ゴミや最低限のマナーやルールは守ってハイキングをしてください。
- サイクリングは、大阪から片道2時間ちょっとあればこれだけの非日常世界を楽しませてもらえる場所に行けます。
- 武庫川はサイクリングロードもありとても走りやすくなっております。
- 武田尾温泉の足湯は無料で入らせてもらえますので、マナーを守りながらご利用してください。
- 宝塚SAは歩いてでもウエルカムゲートから入ることが可能です。
- 体力に自信のある方は宝塚SAへ行ってみてはいかがでしょうか。
- ハイキングコースはゆっくりと歩きながらみると2時間ですが、早足であるくなら1時間で行けます。
- 一応武田尾駅には車の一時利用も可能ですが、推奨は電車です。
- トンネル内は懐中電灯を持って行ってください。スマホのライトでは弱くて先がみえずに恐怖が増すだけです。
- また夏や秋と違う季節に行ってみたいと思えるそんな国鉄福知山廃線跡にぜひ行ってみてください。
このブログが参考になると大変嬉しいです。